血ガス 取り方 手技

血ガス検査の取り方と手技について

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血ガス検査というと、重篤な状態や、重度の呼吸器疾患
または手術前後など、精密検査が必要な場合に行われる検査です。

 

採血から測定まで速やかに行わないと正確な結果が得られない検査方法から
医師と看護師、臨床検査技師など複数の担当者が協力し速やかに行う必要があります。

 

なので、設備の整っていない開業医ではあまり行われることはなく、総合病院で行われることが多い検査です。

 

 

血ガスの取り方について

 

血ガス検査の取り方は動脈穿刺なため、採血は医師もしくは歯科医師しか行うことができません。

 

手技はまず、鼠蹊部にある大腿動脈、肘にある上腕動脈
もしくは手首の橈骨動脈のいずれかの動脈の採血部位をアルコール綿で清拭します。

 

動脈血の取り方は、血管に対し垂直に注射針を穿刺して行います。

 

医師は採血部位の清拭後は血管から目線を動かせないため
垂直に穿刺しやすいよう注射器の向きに気を付け看護師は医師に注射器を手渡します。

 

抗凝固剤入りの注射器に動脈血を採取し抜針します。

 

抜針後は、針に抗凝固剤入りのキャップをし、血液が凝固しないよう注射器をきりもみ状に回しながら速やかに血ガス分析器にかけます。

 

また、採血をした動脈はそのままにしておくと大出血をしてしまいます。

 

動脈圧に負けないくらい強い圧で5分以上圧迫し、止血を行う事もとても大切な手技です。


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正確な検査を行うためには、入念な準備が必要です。

 

通常は看護師が中心となり、医師と看護師、臨床検査技師間の連携をとります。
必要物品が足りない採血に手間取ってしまいます。

 

トレイの上に、アルコール綿、抗凝固剤入りの注射器と注射針、抜針後の止血時に使用する圧迫用の弾性包帯など、忘れ物がないように準備します。

 

また、採血後に速やかに血ガス分析作業を行えるよう、採血前に臨床検査技師への連絡も必要です。
採血場所から血ガス分析器のある場所まで離れている場合は移動手段も必要です。

 

看護師は圧迫止血も担当する事が多いため、血液を運搬してもらう担当者も必要です。

 

全ての準備を整えてから行うことで、予期せぬ事態にも対応でき、安全確実な検査を行うことができます。


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